雑誌『モダンリビング』副編集長が選んだリビングをオシャレにするソファと椅子3選

多くの家具に触れてきた人気インテリア・建築雑誌の編集者に聞いた、本当に価値のあるソファとは? そのセンスを自宅に取り入れたい。


ソファ選びは「個性」がポイント!

「テレビに向かってL字型のソファを置くスタイルが主流ですが、キッチンやダイニングにいる家族と会話したり、庭を眺めながらリラックスした時間も過ごしたいなら、テレビとの関係が強いソファのレイアウトは不向き。その点、ミノッティのくの字型の『ラッセル』は、空間に対して斜め置きしやすく、多彩な方向に座ることができるので、寛ぎ方を限定しません」と『モダンリビング』副編集長の高坂敦信さん。

Minotti「ラッセル ソファ」 リビングのレイアウトを自由にするラウンドフォルム。比較的コンパクトなサイズで、ラウンドした肘かけと背もたれもスリム。W2220×D850×H710×SH420mm〈ファブリックGランク〉¥1,274,000(Minotti AOYAMA TEL:03-6463-0142)

また、シンプルなデザインよりも装飾性のあるソファのほうが、コーディネイトがフレキシブルになり、深みと個性を演出できるそう。

「張地に特徴があるmoooiの『ブティックソファ』もいいですね。クラシック、モダン、ラフ、レトロなど多様な要素を併せ持っているのでどんなテイストの椅子や照明を合わせてもなじみます。住み手の趣味嗜好や自由な発想を制約せず、買い足しや買い替えのしやすいコーディネイトを楽しめるでしょう」

Moooi「ブティック ソファ」 複数のテイストを併せ持つ張地がインテリアを豊かにする。人気デザイナー、マルセル・ワンダースの作品。脚の種類も豊富。W2200×D860×H610×SH400mm〈COCO〉¥734,000(トーヨーキッチンスタイル TEL:03-6438-1040)

椅子選びのポイントはデザインの属性が明確でなく、かつキャラクターがあること。

「ノルの1966年生まれの名作『プラットナー コレクションサイドチェア』は、自宅でも愛用してます。カテゴリー分けできないというのは、むしろ何にでも合うということ。コーディネイトの幅が広がりますよ」

Knoll「プラットナー コレクション サイドチェア」 コーディネートが広がる唯一無二のデザイン。ゆったりとした座り心地のサイドチェア。W730×H760×D580×SH500mm ¥453,000(ノル ジャパン ショールーム TEL:03-6447-5405)


Atsunobu Kosaka
1971年生まれ。’96年婦人画報社(現ハースト婦人画報社)入社。『メンズクラブ』を経て2001年より『モダンリビング』所属、住宅のインテリアを中心としたスタイリングビジネスも担当する。

Text=篠田哲生


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