滝藤賢一が厳選! 自宅で家族と楽しめる映画6本【STAY HOME】

家族とおうちで過ごす時間が増えた今。この機会に、自宅で観たいオススメの映画を俳優・滝藤賢一さんに教えてもらった。

『リトル・ダンサー』(2000年)

  DVD¥1,500/発売元・販売元:KADOKAWA  

子供達たちといつか一緒に観たいと願っていた映画のひとつが、この『リトル・ダンサー』。ストレスに支配されそうなこんな時だからこそピンチをチャンスに変えるぞ!

というわけで『8時だョ!全員集合』を観たいという子供4人をなんとか説得して鑑賞。

やっぱり観てよかった……何度観ても涙が溢れる。

バレエダンサーになることを猛反対する父親に、狂ったように踊りを見せつける少年。心揺さぶられた父親は息子のために葛藤する。この流れはヤバい。しかし、気づくと号泣しているのは妻と私だけ……。そんな両親を見て子供はキョトン。ん〜、でも子供の心に響いたと信じたい。

この機会に子供と映画をたくさん観るぞ!

<あらすじ>
1984年イギリスの炭鉱町で暮らす主人公の少年ビリーは、炭鉱で働く父親の命令で習っていたボクシングの練習中、隣で練習を行っていたバレエに魅せられる。父親に猛反対を受けながら、バレエダンサーを目指す少年と家族の物語。主演は、2000人以上のオーディションから選ばれたジェイミー・ベル。監督は、英国演劇界の名演出家、スティーブン・ダルドリー。

『感染列島』(2009年)

  「感染列島 スタンダード・エディション」(DVD発売中)¥3,800/発売元:TBS・東宝/販売元:東宝  

やはりこの作品は避けられないと自分に言い聞かせ、今、最も観られている映画を鑑賞。

子供は怖かったらしく早々に離脱。子供と観るのが目的だったので違う映画に変えようかと思いましたが、あまりにも今の世の中を映し出しているかのようで目が離せなくなってしまいました。改めてウイルスの恐怖を認識し戦々恐々としております……。

これまで以上に危機感を持って、今この時を乗り越えたい。

<あらすじ>
市立病院に勤務する救命救急医・松岡 剛(妻夫木聡)のもとにひとりの急患が運び込まれてくる。その患者は、高熱に痙攣、吐血、そして全身感染とも言える多臓器不全を起こしていた。既存のワクチンでは対処できない未知のウイルスが院内だけでなく、日本全国へと瞬く間に広まっていくなか、松岡はこれ以上の蔓延を防ぐべく、仲間とともに未知のウイルスに立ち向かう。監督は『ヘヴンズ ストーリー』『64-ロクヨン-』など多数のヒット作を手がける瀬々敬久。

『南極物語』(1983年)

名作です! 

こんなロケーションの中で役に没頭してみたい。今回久しぶりに観て、30年前より感銘を受けました(泣)。

ただ子供達にとってはどうだろうか……143分という長時間な作品のうえに、南極の氷河、氷床という過酷な状況のなかで樺太犬が生き抜くという話。しかも最初の40分にいたっては、目的地に向かってただひたすらイヌゾリしているだけ。

子供がいつ飽きて遊び出すかと思いきやなんのその。犬の一挙手一投足を見逃すまいと食い入るように観ている。19匹も犬が出ているのに、顔を見ただけで名前が出てくる。すごい集中力だ! 勉強もこれぐらい集中してくれれば……。

でもいいんだ。観終わった後、動物図鑑を持ち出し夢中になって樺太犬を探していたのがパパは嬉しくて堪らないんだ。なのに樺太犬、図鑑には載っておりませんでした……おい! 図鑑っ、どういうことだよ!!

<あらすじ>
昭和31年(1956年)、南極・昭和基地に派遣された南極地域観測隊第一次越冬隊。過酷な南極大陸を探検する際、彼らの傍らには兄弟犬タロとジロをはじめとする樺太犬がいた。そんななか、次の越冬隊への交代を悪天候により断念。やむなく、犬を置き去りにして基地を離れることになる。それから一年後、再び越冬隊員として南極大陸を訪れた主人公らが目にしたのは……。主演は名優・高倉 健。監督は『俺は待ってるぜ』『青春の門 自立篇』などの蔵原惟繕。

『南極料理人』(2009年)

Blu-ray・DVD ¥3,800/販売元:バンダイナムコアーツ

南極つながりという安易な理由で視聴……奥様が超絶お気に入りの作品。案の定、終始声をあげて笑っている。笑いは心のバランスを保つのに必須だ。親に余裕がないと子供に優しく接することはできんと痛感。横で映画を観ている奥様と南極料理人の皆様に感謝っす(泣)。

しかしこの映画、料理が美味しそうで思わず喉が鳴る。おにぎり、豚汁、天ぷら、中華、カニ、ラーメン……。

「南極に行けばこんな美味しいものが食べれるの?」と子供のひと言。いやいや普通に日本でも食べられるけどな!

料理が出てくる度に「今日唐揚げがいい」「ラーメンが食べたい」「伊勢海老、刺身で食べたい」。ええ、ええ、気持ちは分かりますよ。でも、今日の晩ご飯はブリカマです。

<あらすじ>
交通事故にあった同僚に変わり、急遽、料理人として南極観測隊のメンバーとなった西村 淳(堺 雅人)。氷点下54℃という厳しい環境で働く隊員たちとの暮らしがコミカルに描かれる。原作は元南極観測隊員である西村が綴ったエッセイ『面白南極料理人』と『面白南極料理人 笑う食卓』。監督は『横道世之介』『モリのいる場所』の沖田修一。

『シェフ 三ツ星フードトラック始めました』(2014年)

Blu-ray ¥1,800、DVD ¥1,280/発売・販売元:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント

最強のフードムービー。なんて美味しい映画なんだ! もはや食べたいという気持ちをとおりこして料理人になりたいとまで思ってしまう。

そして、主人公とその息子とのチグハグな関係……まるで自分を見ているようだ。忙しさにかまけていた時間を取り返すチャンスだと訴えてくる。

そうだ! 今だ! ただでさえ家から出られず暇を持て余しているんだ! 今やらなくていつやるのか! とりあえず明日、子供達と一緒に料理をしてみよう! ホットプレートを引っ張り出して、オリーブオイルをたらし、バターをたっぷり塗ったパンをジュワッと焼く。そしてチーズをたっぷり乗せて……。

<あらすじ>
ロサンゼルスの一流レストランの総料理長を務めるカール(ジョン・ファブロー)。しかし店のオーナーとトラブルとなり、職を失うことに。そんなカールを心配した元妻と息子と訪れたマイアミで、絶品のキューバサンドイッチに出合う。感動したカールは、キューバサンドイッチをフードトラックで移動販売しながら、元妻や息子、仲間たちとアメリカ横断の旅に出る。『アイアンマン』シリーズのジョン・ファブローが製作・監督・脚本・主演。

『アポロ13』(1995年)

Blu-ray ¥1,886、DVD ¥1,429/発売元:NBCユニバーサル・エンターテイメント

5歳の娘が、どうしても『アポロ13』を観たいとすさまじい声を上げ、泣き叫び譲らない……。彼女はどうやら三角錐でピンクと黒の二層のチョコレート、あの超有名なロングセラー商品の映画だと思っているらしい(笑)。可愛い! なんて可愛いんだ、娘!

キラキラ目を輝かす娘に、娘、これは宇宙船で月へ行く話しなんだよ! とは言えないパパ……。映画が始まっても一向にアポロチョコレートは出てきやしない。

娘「ねぇ、アポロまだ?」

私「もうすぐ出てくるんじゃない」

適当に誤魔化しているとラストシーン、アポロ13の司令船がアポロチョコレートのような形で登場。

そこで娘「あ、アポロみたい」

そんなにアポロチョコレートが観たかったのか……。アポロチョコレートの写真だけでもとアポロチョコレートを検索したら、滝藤、43歳にして嘘のような衝撃の事実を知る……oh my gosh!!!

チョコのアポロは、宇宙船(到着船)のアポロからきていたのだ。まさかあのアポロがこのアポロだったとは!

映画は言わずもがな、最高っす。当たり前だけど指揮官って重要だな……。   

<あらすじ>
1970年に打ち上げられたアポロ13号で起きた爆発事故を描いた実話。3人の乗組員は月への着陸はもとより、地球への帰還も絶望的な状況に。しかし彼らは諦めることなく、度重なる危機を乗り越えながら、必死の救出作戦によって地球に生還する。主人公である宇宙船の船長を演じるのはトム・ハンクス。監督は『ビューティフル・マインド』や『ダ・ヴィンチ・コード』シリーズのロン・ハワード。

滝藤賢一
滝藤賢一
1976年愛知県生まれ。4月10日スタートのドラマ24『浦安鉄筋家族』(テレビ東京系)に出演する。公開待機作に映画『コンフィデンスマンJP プリンセス編』『さんかく窓の外側は夜』。
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