オーナーシェフ 脇屋友詞氏が車内でメニューの構想を考えるアウディ


オーナーシェフ 脇屋友詞 / アウディ S7 スポーツバック

メニューの構想が湧く、ゆとりある車中の時間が必要

 本当は脇屋友詞氏、アウディのひと回り小さなモデルに狙いを定めていた。しかしこのS7スポーツバックにまさにひと目惚れしてしまった。

 「見て、乗っちゃったらもうダメでした。まずはこの美しさにやられて、しかも試乗したらすごい安定感とパワーでね」

 脇屋氏にとって、クルマの中で過ごす時間はかけがえのないもの。ふと思い立って横浜の店に向かう。そんな時も、必ず自ら運転していくそうだ。

 「クルマの中からだと、いつもの風景もどこか違って見えます。季節感もかえって強く感じられて、なんとも心地よいんです」

急ぐのもゆっくり行くのも、自分次第で調整できるのもポイント。多忙なシェフにとって、これが何よりの贅沢に違いない。

「料理はゆとり。いい気分でいられれば、いい仕事につながります。自分で運転している時って、いろんなことが考えられる。車窓から眺めたことで、新しいメニューが湧く時もあります」

そんな脇屋氏の夢は、日本中を食や美しい風景を求めてゆっくりクルマで回ること。しかし現在の多忙ぶりからすれば、その夢はまだしばらくお預けということになりそうだ。

シンプルに見える黒で内外装を統一。カーボンパネルも自らオーダー。
美しいフォルムの下には最高出力420psを誇るV8ツインターボを搭載する。
死ぬまでに乗りたいクルマ
「夢がないと言われそうですが、そういう欲望はなくて......」と笑う脇屋さん。身近にあって手が届く、そして美しいクルマが理想という氏にとって、つまり今はこのアウディが理想型なのだ。
Yuji Wakiya
1958年、北海道生まれ。赤坂『Wakiya 一笑美茶樓』を始め4店舗を経営。日本の中国料理界の巨匠として、各界から愛されている。

Text=島下泰久 Photograph=雨田芳明

*本記事の内容は14年10月取材のものに基づきます。価格、商品の有無などは時期により異なりますので予めご了承下さい。 14年4月以降の記事では原則、税抜き価格を掲載しています。(14年3月以前は原則、税込み価格)