マセラティが手がけた官能的なラグジュアリー自転車

スピードにかけるイタリアンブランドの血統と、レースで磨き上げられた情熱。双方に通じる哲学があるからこそ実現した真のコラボレーション。マセラティとモンタンテによるラグジュアリーな自転車が登場した。


官能が薫り立つ究極の人車一体

究極の人車一体は自転車にこそある。単体では自立もできず、人間がまたがって初めて目覚める。だが走りだせば、思いのままの操作性と人間の能力をはるかに超えたスピードに心昂るだろう。心臓の鼓動はエンジンビートを思わせ、それはクルマでは得られない疾走感だ。

マセラティ初の量産車として誕生した3500GTから着想し、角度をつけたハンドルが優雅なサイクルスタイルを感じさせる。

だが生粋のスポーツカーのマセラティだからこそそんな人車一体の魅惑を理解し、ラグジュアリーな自転車を生みだした。

パートナーに選んだのは1920年設立の名門モンタンテ。1957年の名車3500GTをモチーフに、シンプルなフレームやシングルギア、英国ハンドルのクラシックスタイルからはエレガンスが伝わる。両者に通じるのは、スピードにかけるイタリアンブランドの血統であり、レースで磨き上げられた情熱だ。そこに官能が薫り立つ。

細部には伝統のトライデント

レザーサドルやオリジナルのヘッドマークにはマセラティのシンボルマークのトライデントが入る。自転車[価格未定](モンタンテ・フォー・マセラティ/マセラティ コールセンターTEL:0120・965・120)


Direction=島田 明 Text=柴田 充 Photograph=隈田一郎 Styling=久保コウヘイ