人気ブランドのロングセラー24点! 時を超えて愛されるにはワケがある【まとめ】

ITにより瞬時にモノが拡散・消費される現在。 そんな時勢でも求め続けられるロングセラーと、流されず定番にならんとするモノがある。その時代を超越して愛される理由を紐解く。


エルメス

「シェーヌ・ダンクル」のブレスレッド
エルメス四代目社長ロベール・デュマが港を散歩中、目にとまった錨の鎖から着想した「シェーヌ・ダンクル」。1938年の発表から、今年で80周年を迎えてもなお支持されている。それは〝用の美〞を採り入れた、流行と無縁の普遍的な美しさゆえだ。

ブレスレット¥175,000、シャツ¥57,000(すべてエルメス/エルメスジャポ ン TEL:03·3569·3300)その他はスタイリスト私物


クチネリ

カシミアメルトンのジャケット
軽く温かいカシミア100%のメルトン素材で仕立てた定番ジャケットは、撥水加工が施されており、オン・オフ双方で活躍。長年カシミアを探求してきたからこそ実現した、羽織るような別格の着心地を味わいたい。

ダウンベスト¥462,000、ジャケット¥370,000 左:¥550,000(すべてブルネロ クチネリ/ブルネロクチネリ ジャパンTEL:03·5276·8300)


エルメネジルド ゼニア

「ミラノ」ラインのスーツ
世界最高峰の服地メーカーであるエルメネジルド ゼニア。1960年代に既製服へ参入し、ファッションブランドとしての歴史も長い。なかでも長年愛されているのが「ミラノ」ラインのスーツだ。肩パッドなどの芯地類を適度に凝らし、ウエストの絞りも緩やか。あらゆる世代がシーン不問で着用できる。

スーツ¥370,000、シャツ¥39,000、タイ¥23,000、チーフ¥15,000(すべてエルメネジルド ゼニア/ゼニア カスタマーサービス TEL:03·5114·5300)


サントーニ

「カーター」ラストのダブルモンクストラップ
また定番ラスト「カーター」は、スマートでエレガントなフォルム。ダブルモンクストラップや美しいグラデーションを描くハンドペイントなど、ブランドを象徴する要素が集約された1 足である。

靴¥140,000(サントーニ/リエートTEL:03·5413·5333)


アイヴァン

ボストンフレーム「553」
メタルリムにアセテートを巻きつける、アイヴァンの1980年代のモ デルから着想した製法を採用するボ ストンフレームが「553」。ブリッジやヒンジ部分に唐草模様を施すなど、 クラシックな表情が成熟した男にこそ似合う。


ベルルッティ

ローファー 「アンディ」
ポップアートの第一人者であり、洒落者としても知られたアンディ・ウォーホル。彼のためにベルルッティ 四代目当主、オルガ・ベルルッティ が1962年にデザインしたのが「アンディ」である。クラシックなローファーをベースに、シャープなデザイ ンと前衛的なフォルムで昇華。ウォーホルの作品のように、今も洒落者たちを魅了し続けている。

靴¥257,000(ベルルッティ/ベルルッティ・インフォメー ション・デスクTEL:0120·203·718)


エトロ

ペイズリー柄の ネックウェア
古代メソポタミアから発祥し、生命の樹を表すといわれるペイズリー柄は、1968年の創業以来、エトロが掲げるシグネチャー。その神秘的なパターンを凝らしたマフラーやショールは、装いに採り入れやすい定番アイテムとして毎年ラインナップされ ている。当初はテキスタイルブラン ドであった、エトロならではの色柄の美しさやテキスタイルへのこだわりが存分に味わえるのも、ロングセ ラーの理由だ。

右からマフラー¥86,000、ショール¥59,000(すべてエトロ/エトロ ジャパンTEL:03·3406·2655)


グッチ

ウェブ ストライプ付 ホースビット レザーローファー
2015年にグッチのクリエイティヴ・ディレクターに就任したアレッサン ドロ・ミケーレ率いるデザインチームのコレクションで発表されたのが、伝統のローファーをアレンジしたスリッパだ。グッチのDNAに敬意を払いつつ、自由でポップなテイストを融合するミケーレ。そのクリエイションを象徴するアイテムとして人気を博している。

靴¥105,000(グッチ ジャパン カスタマーサービスTEL:0120·881·921)


ロロ・ピアーナ

ベビーカシミアのニットポロシャツ
世界の一流ブランドに最高級ファブリックを供給するロロ・ピアーナ。 特にカシミアの品質は随一で、カシミアのニットポロシャツを長年展開している。なかでも生後一定期間にごくわずかしか採取できない、カシミアの最高峰ベビーカシミアを100%用いたモデルは、非常に軽くなめらかで別格の着心地だ。

ニットポロシャツ各¥176,000(すべてロロ・ピアーナ/ロロ・ピアーナ 銀座並木通り本店TEL:03·3572·0303)


ジョルジオ アルマーニ

ベルベットの ショールカラージャケット
アルマーニに欠かせないアイコン素材がベルベット。新作のベルベットジャケットは、ムラのある独特の表情で肩肘張らないフォーマルスタイルを演出できるはず。

ジャケット¥360,000(すべてジョルジオ アルマーニ/ジョルジオ アルマーニ ジャパン TEL:03・6274・7070)


ラルフ ローレン

カシミアシルクのニットパーカ
ラルフ ローレン パープル レーベルが追求する、クラシックかつラグジュアリーな世界観。そのスタイルに欠かせない定番アイテムがカシミアニットである。2018年秋冬は軽く柔軟でなめらかな肌触りのカシミアシルク混ニットを用い、オーセンティックなパーカーをラグジュアリーにアレンジ。立体的にフィットするフードにより、タイドアップに重ねてもさまになる。

パーカ¥195,000、 シャツ¥54,000、タイ¥17,000、ジーンズ参考商品 (すべてラルフ ローレン パープル レーベル/ラルフ ローレンTEL:0120·3274·20)


フォーナインズ

「NP-16」シリーズのスクエアフレーム
2012年発表の定番「NP-16」は随所にメタルパーツを組みこみ、プラスチックながら抜群の掛け心地。今季、新色を追加発表。

眼鏡¥36,000(フォーナインズTEL:03·5797·2249)


サルヴァトーレ フェラガモ

「トラメッザ」のシングルモンクダービー
最高峰コレクション「トラメッザ」のモンクストラップは、独特のカッティングがオブジェのような美しさ。流行を超越した存在感と抜群の耐久性により、末長く愛せる。

靴¥130,000(サルヴァトーレ フェラガモ/フェラガモ・ジャパンTEL:0120·202·170)


フェンディ

レザーバッグ「ピーカブー」
アイコンバッグにはブランドの哲学が色濃く込められている。フェンディの「ピーカブー」はその好例だ。最上質レザーを用い、膨大な手間と時間を費やしたハンドステッチが匠の技を体現。"いない、いないばあ!" を意味する名のとおり、開くと外側とは異なる素材やカラーが現れ、ラグジュアリーな遊び心が。’70年代のロゴをアレンジした「フェンディ スタンプ」がレトロな雰囲気。

バッグ【H31.5×W41×D16.5cm】¥608,000(フェンディ/フェンディ ジャパンTEL:03·3514·6187)


ウブロ

クロノグラフ「ビッグ・バン スチール セラミック」
2005年に "アート・オブ・フュージョン(異なる素材やアイデアの融合)" というコンセプトを掲げたウブロは、多彩な素材を融合した時計で一世を風靡。同時発表された「ビッグ・バ ン スチール セラミック」は、グラス ファイバーなどの先進素材を融合。独創性を象徴し現在も高い人気を誇る。

自動巻き、SSケース、径44mm。 ¥1,440,000(ウブロ/LVMHウォッチ・ジュエリージャパン ウブロTEL:03·5635·7055)


ジョン ロブ

ダブルモンクストラップ 「ウィリアム」
1945年にかのウィンザー公の依頼により、ジョン ロブ二代目当主のウィリアム・ ロブが製作したのが「ウィリアム」の原型だ。ダブルモンクストラップの原点といえる名作靴であり、紳士のマストシューズとしてロングセラーを続けている。

靴¥180,000(ジョン ロブ/ジョン ロブ ジャパンTEL:03·6267·6010)


ダンヒル

「デューク」のライダースジャケット
創業以来、ダンヒルは英国のモータリゼーションと密接な関係を築いてきた。バイクウェアもいち早く開発し、進化を重ねてきた本格派ライダースジャケットは欠かせない定番だ。新コレクション「デューク」の新作は、タンニン鞣しの重厚なレザーとヴィンテージ風のブラスジッパーを採用。ボックスシルエットでモダンかつ男らしく着こなせる。

ブルゾン¥550,000、セーター¥59,000、パンツ¥46,000、サングラス¥68,000、グローブ¥67,000(すべてダンヒルTEL:03·4335·1755)


ルイ・ヴィトン

メッセンジャーバッグ「ディストリクト PM NM」
ルイ・ヴィトンの数あるバッグのなかでも、長年男性に支持されているメッセンジャーバッグ「ディストリクト」。必需品の収納に最適なサイズと軽量設計でアクティブに持ち歩ける。またスクエアに近い端正なデザインは、合わせるスタイルも選ばない。

バッグ【H22×W25×D7cm】¥133,000(すべてルイ・ヴィトン/ルイ・ヴィトン クライアント サービスTEL:0120·00·1854)


イザイア

「コルティナ」のジャケット
イザイアの「コルティナ」は、短めの着丈やコンパクトな肩回り、肩パッド不使用のアンコン仕立てにより、 軽快かつ柔軟な着心地が味わえる定番モデル。

ジャケット¥210,000(イザイア/イザイア ナポリ 東京ミッドタウンTEL:03·6447·0624)


ヒッキー・フリーマン

ウールシルクのダウンコート
歴史あるブランドには、必ずといっていいほど隠れた名品が存在する。ヒッキー・フリーマンのダウンコートは、約15年にもわたり好評を得ている知る人ぞ知るロングセラーだ。ダウンステッチを縦方向に入れることでスマートな表情になり、スーパー140’sウールとシルクをブレンドした生地は上品な光沢を湛える。ビジネススタイルにエレガントに溶けこむ仕様が秀逸だ。

コート¥230,000、スーツ¥230,000、シャツ参考商品、タイ¥18,000(すべてヒッキー・フリーマン/トレンザTEL:072·856·9871)


ヴァシュロン・コンスタンタン

ウォッチ「パトリモニー」
長年愛される傑作「パトリモニー」のスリムなケースも、’50年代のモデルから着想を得たもの。端正な佇まいは、普遍の美を感じさせる。

腕時計【自動巻き、PGケース、径40mm】¥2,960,000(ヴァシュロン・コンスタンタンTEL:0120·63·1755)


ヴァレンティノ

「ロックスタッズ アンタイトルド」のボンバージャケット
ヴァレンティノのクリエイティヴディレクター、ピエールパオロ・ピッチョーリは日本への造詣が深い。アイコンのスタッズを用い、伝統的な陶磁器の修復技法、金継ぎに着想を得たコレクション「ロックスタッズアンタイトルド」にも"侘び寂び"の影響が垣間見える。

ジャケット¥280,000 (ヴァレンティノ/ヴァレンティノ インフォメーションデスクTEL:03·6384·3512)


フルラ

「ジョーヴェ」の トートバッグ
スタート時から人気をキープする「ジョーヴェ」のトートバッグは、長さ調整が可能なハンドルが特徴。仕切りになったポケットや出し入れ容易な外側の大型ポケットなど、使い勝手のいい細やかな設計が、とくに日本で支持される理由である。

バッグ【H28× W37×D10cm】¥92,000(フルラ/フルラ ジャパンTEL:0120·951·673)


バリー

スニーカー 「ギャラクシー」シリーズ "ガビノ"
現在、多くラグジュアリーブランドがスニーカーを取り揃えている。その先駆けが、1983年にバリーが発表した「ギャラクシー」だ。衝撃を吸収するポリウレタンミッドソールや、クッション性に優れるEVAインソールを採用。ブランド最軽量の設計により、抜群の履き心地を実現。ドレスシューズのようにスマートなフォルムやレトロなカラーリングは、大人の休日の足元に最適だ。

スニーカー¥47,000(バリー/バリー 銀座店TEL:0362645471)



Direction=島田 明 Text=竹石安宏(シティライツ ) Photograph=前田 晃(人物)、隈田一郎(静物) Styling=久保コウヘイ Hair & Make-up=MASAYUKI (The VOICE)