迫るEV社会へ、アウディ決意の一台【NAVIGOETHE】

アウディ初となる純粋なEV「e-tron」は、同社のQ7に近いサイズのSUV。スポーツカー並みの加速性能を誇り、ドイツでの価格は約8万ユーロと発表。2019年後半に日本に導入される注目の1台やいかに。


Audi e-tron

英仏政府は2040までに、ドイツ連邦議会は’30年までに内燃機関(エンジン)を積むクルマをゼロにする計画を示した。

近い将来、甲高いエンジン音を聞くこともガソリンのにおいを嗅ぐこともできなくなるかと思うと、一抹の寂しさが。
 
しかし、アウディが満を持して送りだすEV(電気自動車)「e-tron」を経験すれば、新しいクルマ社会の到来を歓迎したくなるかもしれない。

充電ソケットはフロントフェンダーに。満充電で400km以上走る。もちろん急速充電にも対応できる。

ほぼ無音かつ無振動でありながら強烈な加速は新幹線のよう。エンジンの場合は「燃料噴射」→「燃焼・爆発」→「ピストン運動」→「回転運動に変換」→「タイヤに伝える」という面倒な手順が必要だが、モーターは電流が流れた瞬間に力を生みだすことが可能。

だから、エンジンを大きく超えるレスポンスと緻密さでトルクを発生できる。アウディ自慢の四駆システム、クワトロも、このモーターの特性によってより精密に作動、一糸乱れぬ姿勢で駆け抜ける。

EVはエコカーだというのは、もちろんそのとおり。一方で、従来とは異なる運転の楽しさや、エンジン車とは異なる上質な世界観を表現するポテンシャルも
秘めている。「e-tron」は、そんな可能性を示してくれる。

アウディらしいクールで上質なインテリア。従来のクルマから乗り換えても違和感がないように配慮した。


Text=サトータケシ


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