ポルシェのEV「タイカン」登場! エンジンがなくてもポルシェはやっぱりポルシェだった!!

ポルシェは2025年には自社の生産台数の50%が電動化車両になると公表している。その第一の矢がタイカン。「4S」「ターボ」「ターボS 」の3グレードで展開する電気で走るセダンは、どんな新しい時代を見せてくれるのか?


ポルシェ新時代の幕開け!

ポルシェの特徴は、ドライバーの意志を素早く正確に反映する点にある。この美点が強烈すぎて、自分がクルマの一部に組みこまれているように感じるほどだ。同社初のBEV(電気自動車)「タイカン」は、このポルシェらしさがさらに濃い。

その理由は、電流が流れた瞬間に最大の力を発生するモーターの特性にある。モーターの電光石火のレスポンスにふれると、アクセルを踏んで燃料を噴射、火花を飛ばして爆発させて……、というエンジンの行程が悠長に思えてくる。

1回の充電での航続距離は、最長のモデルで407km。最大で270kWの高出力充電に対応。

タイカンは4駆だが、4輪への駆動力の配分もモーターならピッピッとデジタルにコントロールできる。これが、サラブレッドのように足並みの揃ったコーナリングフォームを生む。

つまりポルシェのように緻密なクルマには、エンジンよりも繊細にコントロールできるモーターのほうが向いているのだ。

装飾を極力排除し、シンプルで機能的、かつ視認性が高いインテリアは、いかにもポルシェらしいデザインとなっている。タッチパネル式のインターフェイスが今っぽい。

創始者のフェルディナント・ポルシェ博士が1900年にウィーンの馬車工房で初めて開発したクルマは、実はBEVだった。なるほど、バッテリーやモーターの技術が、やっと博士の理想に追いついたのだ。

問い合わせ
ポルシェカスタマーケアセンター TEL:0120-846-911


Text=サトータケシ