【NAVIGOETHE】ジャガーE-TypeをレストアしてEV化~Features JAGUAR E-TYPE ZERO~


EVとして現世に復刻した
「世界で最も美しい」名車

1968年型ジャガーE-Type Series 1.5 RoadsterをレストアしてEV化、9月にロンドンのイベントで発表した。高性能車のパフォーマンスの指標となる0-100km/h加速は5.5秒。(ジャガーコール フリーダイヤル:0120-050-689)

 イギリス、フランス両政府が相次いで「2040年までにエンジン車の販売を禁止する」と発表。乗馬場でしか馬に乗れなくなったように、エンジン車もサーキット限定の乗り物になってしまうのか──。 

 と思っていたら、ジャガーがこんな解決策を発表した。1960年代のスポーツカーの傑作、ジャガーE-TypeをEVにコンバートするというのだ。しかも中身はこだわり満載。

 ジャガーは自社のヒストリックモデルのレストアに熱心で、英国コベントリーにクラシック・ワークスという部門を持つ。そこで熟練のクラフツマンが丁寧にレストアし、オリジナルのエンジンと同寸法、同重量のリチウムイオン電池を積むという。したがって、コーナリング性能などはオリジナルと変わらない。エンジンをモーター+電池に換えることで、むしろ加速性能は向上しているということもファンには朗報だ。

 この動きが本格化すれば、フェラーリの創始者である故エンツォ・フェラーリをして「世界で最も美しいクルマ」と言わしめたジャガーE-Typeを、いつまでも街で"観賞"することができるのだ。

エンジンと同サイズ、同重量のバッテリーだから操縦性は不変。
エネルギー効率を重視してヘッドランプにLEDを採用。

Text=サトータケシ

*本記事の内容は17年10月取材のものに基づきます。価格、商品の有無などは時期により異なりますので予めご了承下さい。 14年4月以降の記事では原則、税抜き価格を掲載しています。(14年3月以前は原則、税込み価格)