大人が選ぶべきダッドスニーカーとは?【ファッションアドバイザーMB】

発行する有料メルマガは個人配信者として日本一の規模を誇り、出版する書籍は累計100万部を突破するカリスマファッションアドバイザーMB。ビジネスパーソンにとって好印象を持たれることは非常に重要。そこでMBにビジネスに効く、 いま投資すべきファッションアイテムやテクニックをシリーズで教えてもらう。

今やGUでも売られている「ダッドスニーカー」の流行

近年には「ダッドスニーカー」なるトレンドがあります。ご存知ない方に向けて解説しておくと「ダッド」とは父親のこと、ダディのダッドですね。つまり「お父さんが履いている様な野暮ったいスニーカーをあえて選ぶ」トレンドのことです。

バレンシアガなどが仕掛け人となり大流行。その後世界中に広がりを見せ、ナイキやリーボックなどのスポーツブランドも追従、今ではGUなどの量販店ですら展開するようになりました。

実は2000円ほどで購入できるGUのダッドスニーカーの驚異的な人気で、第一弾も第二弾もすでに完売状態。今年のヒット商品となっています。

※参考記事 http://www.neqwsnet-japan.info/?p=27913

いささかのチープな感じはあるものの、なかなかの完成度。ダッドスニーカーの特徴は「大きなフォルムとぶ厚いソールと野暮ったい切り替え」にありますが、GUは過剰なデザインを抑えて大人に向けて作ったダッド。ソールは厚いけどフォルムは少し細めになっており切り替えも比較的少なめです。入ブランドをイメージしたようなシュータンとヒールストラップも「大人向け」な印象。オンラインではもう在庫が稀少ですが店舗ではまだ残っているところもある様です。気になる方は是非足を運んでみてください。

「そもそもなんでそんな野暮ったい靴を選ぶの??」

と疑問に思う方もいるでしょう。実はこのトレンド「ダッドのイメージ通りにチノパンとTシャツで合わせる」と失敗します。ダッドは「キメたスタイルをあえて崩す」ために流行ったトレンド。海外のファッションスナップではロングコートや細身のスラックスに「あえてダッドスニーカー」を合わせたスタイルを頻繁に見かけます。

シンプルで大人っぽい着こなしは確かにおしゃれですが……どこか仕事帰りの様にも見られてしまうもの。日常着のファッションにはバランス感が必要です。「キメた」分はどこかで崩してあげないと嫌味っぽい印象になったり、仕事帰りのような見た目になったりとおしゃれから遠ざかってしまうもの。ロングコートや細身のスラックスなどでまとめた大人なスタイルには「ダッド」であえて崩すのがオススメというわけです。

ヴァレンティノのダッドスニーカー

さて...そんなダッドスニーカーですが、上述のGUもオススメですがここは「ゲーテ」。「GUなんぞを紹介しないでいただきたい!」と思われても癪なので、私が最近購入した「激推しのダッドスニーカー」をご紹介しましょう。「おい…...あれ、どこのスニーカーだ!?」とざわつかせるトレンド最前線のイケてるアイテムをお教えします。

それがこちら。ヴァレンティノのダッドスニーカー。お値段実に12万円ほど。こちらは日本を代表するデザイナー高橋盾率いるアンダーカバーとのコラボレーションモデル。デザイナー同士が蜜月関係で今回二度目のコラボとなったようです。

都内在住の方はご理解いただけると思いますが、表参道駅の地下ではヴァレンティノの広告をよく目にします。海外のコレクションを掲載する雑誌「gap PRESS」などでもヴァレンティノは掲載順位トップにされており、トレンドとマーケットを確実に掴んだアタリ年です。好みもあるとは思いますが……今年ハイブランドを手にするならヴァレンティノがおすすめです。

上述の通りダッドスニーカーといえば「野暮ったい切り替え」こそがウリでしたが、こちらは確かに切り替えもボリューム感はあるもののシルバーとグレーで統一したカラーリングが大人な印象。従来のダッドスニーカーよりも遥かに合わせやすく、それでいて存在感のあるデザインになっています。

シルバーはグレーの「光沢版」

「シルバー」と聞くと多くの方は「派手な印象」を想像するかもしれませんが、実はシルバーは色彩的にはグレーに光沢がついたもの。確かにシルバーは派手ですが、このスニーカーではシルバーをアクセント程度に使っており全面に配しているわけではありません。やりすぎず程よい大人っぽさがあります。またグレーとシルバーはほぼ同色だからこそ、この2色で構成したデザインは一体感と統一感があり、あまり切り替えが目立たない。またシルバーの高級感も相まって"大人が選ぶべきダッドスニーカー"になっているわけです。

大人な服装に似合うヴァレンティノのダッドスニーカー

着用してみるとこんな感じ。

黒系の大人なスタイルに合わせても程よく大人っぽい。例えばバレンシアガのダッドスニーカーももちろん完成度は高いですが、色とりどりの切り替えにどこか抵抗を覚える人もいるでしょう。より大人っぽくより都会的に見せたいならこちらヴァレンティノがおすすめです。

また「ダッドスニーカー」のトレンドは今の所まだまだ継続傾向にあります。来年の春夏なども各ブランドボリュームスニーカーを強化して展開しており今買ってもまだまだ長く使うことができるでしょう。

ちなみにヴァレンティノは、アンダーカバーとのコラボモデル以外にも大人なダッドがたくさん揃っています。一度見に行くといい意味でスニーカーの概念が変わりますよ。今年一押しです。

MB
ファッションバイヤー/ファッションアドバイザー/ファッションブロガー/作家。誰もが理解できる「オシャレの教科書」KnowerMagを運営。ブログ「最も早くオシャレになる方法KnowerMag」を運営。発行する有料メルマガは個人配信者としては日本一の規模を誇る(配信メディアまぐまぐにて)。書籍『最速でおしゃれに見せる方法』、漫画『服を着るならこんなふうに』など多数。関連書籍累計100万部突破。


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