「振り子派」or「直線派」どっち? 最適スタンス幅は?ほか【パッティングレッスンまとめ】

ゲーテWEBの人気連載である世界No.1のゴルフコーチ、デビッド・レッドベターの愛弟子・吉田洋一郎による、最新ゴルフレッスンコラム。今回は、パッティングの悩みを解決する注目記事をまとめて紹介する。パッティングまとめ2回目。    


1.パッティングの「振り子派」と「直線派」。最適なのはどっち?

ゴルフは「再現性のスポーツ」だが、その中でもパッティングは特に毎回同じ動きをすることが求められる。球筋を曲げるような細工が不要のため、インパクトで目標に対してスクエアにフェースを戻すことが、何よりも大事だからだ。

「パットに型なし」というような格言があるが、パッティングにこそ型を用いて、毎回同じ動きになるようストロークの精度を上げていかなければならない。

パッティングの型は大きく「振り子派」と「直線派」の2つに分けることができる。

「振り子派」は胸郭を中心にパターを動かし、ヘッド軌道は緩やかなイントゥインとなりフェースの開閉が入る。

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2.「動かさない」or「動かす」? 上達の秘訣はパッティングとショットで意識する部位を変えること

ゴルフは再現性のスポーツと言われるが、パッティングは特にその要素が強い。打つ距離は違えど、毎回ほぼ平らなライで打ち出す球を曲げる必要もないからだ。

同じ動きを追い求めるパッティングのストロークでは、動く部位を極力少なくしたい。動く部位が多いほど、ばらつきが出る可能性が高くなってしまう。そのため多くのツアープロが手首を固定し、下半身や頭を動かさないストロークを行っている。では必要最低限、動かすべき部位はどこなのか。それは肋骨部分にあたる胸郭だ。

イントゥインのヘッド軌道をイメージする振り子型ストロークの場合、胸や首の付け根を中心にシーソーのように肩を上下させるような動作を行う。一般的に「ショルダーストローク」と言われる動かし方だ。しかし実際にパターを持って「肩を上下させよう」とすると、肩以外の頭や上半身も動いてしまう。

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3.パッティングに練習時間とセンスは必要ない! グリップのゴールデンポジションを知れ

パッティングでは打つ前にボールの転がりの9割が決まっていると言われている。それはストロークの際、体の動く範囲がとても少ないからだ。ショットよりも動きが小さく短時間で完結するため、動いている途中に調整する動きを入れることができない。

ショットの場合「フェースが開いている感じがする」と思えば、ダウンスイングで手を返して調整することができる。プロがたまにドライバーショットのフィニッシュで右手を離しているシーンがあるが、これも「引っかける!」と感じてとっさに調整を行った結果の動きだ。

しかしパッティングではクラブが動く範囲が少なくシャフトのしなりも感じられないため、「フェースが開いている」などという機微を感じることが難しい。たとえ開いていると感じて調整したとしてもフェースを戻してスクエアに当てることはかなり難しいことだ。

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4.パターのスタンス幅は、広めの松山英樹と狭いリッキー・ファウラー、どちらがアマチュア向きか?

ツアーの中継を見ていると気がつくと思うが、パッティングスタンスの広さは選手によって大きく異なる。アイアンでもプレーヤーによって多少の差異はあるが、パッティングほどではない。

PGAツアーでもパッティングのスタンス幅が広いとされる松山英樹と、逆にほとんど足を開かないリッキー・ファウラーとでは30cmほどの違いがある。そんな松山英樹も今年に入り、5月に入りスタンス幅を狭めるマイナーチェンジを行った。

実はパッティングのスタンス幅に、「これが最適」という解はない。ストロークの主役である肩や手がスムーズに動く広さが、プレーヤーにとって最適なスタンス幅だからだ。

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5.脱3パット! 「狙う距離」と「寄せる距離」の見極め方

アマチュアはグリーンに乗ったら、すべてのパッティングでカップインを狙っている。「狙わなければ入らない」と言われてしまえばそれまでだが、カップインの確率が低い長い距離のパットを狙いにいって3パットするのは得策とは言えない。

そもそもシングルレベルのプレーヤーでも2mのカップインの確率は50%以下だろう。90前後のスコアのゴルファーなら約35%、すなわち3回に1回程度の成功確率だ。だから誤解を恐れずに言えば、多くのアマチュアは2m以上のパットが入る確率は非常に低く、ほとんど入らないと言ってもいい。

狙っても入らない距離は寄せることに重点を置かなくてはならない。同じパッティングでも「狙う」と「寄せる」ストロークは重視することが異なる。パッティングのレベルにもよるが、練習量の少ないアマチュアなら2m以上であればタッチに集中して寄せることを優先すべきだ。狙いに行って3パットするよりOKの距離に寄せて静かな気持ちでホールアウトしたほうがメンタル的に良いし、もしカップインすれば得をした気分にもなれる。

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吉田洋一郎
吉田洋一郎
欧米のゴルフスイング理論に精通するゴルフスイングコンサルタント。世界4大メジャータイトル21勝に貢献した世界No.1のゴルフコーチ、デビッド・レッドベターを2度にわたって日本へ招聘し、世界一流のレッスンメソッドを直接学ぶ。また、欧米の一流インストラクター約80名に直接学び、世界中のスイング理論を研究。海外ティーチングの講習会、セミナーなどで得た資格は20以上にのぼる。シングルを目指すアマチュア、トップアマ、ツアープロまでアスリート志向のゴルファーを指導。2019年ゴルフダイジェスト・レッスン・オブ・ザ・イヤー受賞。
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