「大変!"社会の窓”、開いちゃってるよー!」を英語で言うと!?【英会話レッスン】

35歳・英語力ゼロなのに、会社を辞めていきなり渡英した元編集者。「その英語力でよく来たね(笑)」と日本人含め各国人からお叱りを受けつつ、覚えたフレーズの数々。下手でもいいじゃない、やろうと決めたんだもの。「人のEnglishを笑うな」第37回!   


「社会の窓」の言い方いろいろ

先日、外国人が多く集まる会に出てきまして、そこにいた初対面の日本人の方に日本語でこう言われました。

「大変、社会の窓、開いてますよ!」

注意してもらわなければ、たくさんの人が集まる場所で、終始開けっぱなしにしていたところでした。しかも日本語で言っていただいたので、周りに悟られることなく、スッとチャックを上げることができました。感謝してもしきれません。

その会話を聞いていたイギリス人の方が

「日本語って響きが綺麗ね」

と言ってくださいました。しかし内容が内容なので、恥を忍んでその意味を明かし、この機会に英語で「社会の窓」の言い方教えてもらいました。

Your flies are open.

Your flies are undone.

「社会の窓」のことは“fly”と言うそうです。イギリス英語だとなぜか複数にして“Your flies are〜”となるのだそうですが、別に“Your fly is open”でもいいようです。

ちょっと調べてみると他にもユニークな言い方がありました。多分ダーティジョークで普通の人は使わないでしょうけど、可笑しかったのでここにご紹介しておきます。

The cucumber has left the salad.
(キュウリがサラダからいなくなったよ)

Your soldier ain't so unknown now.
(オタクの兵隊さん、隠れてないですよ)

「南野選手、頑張って!」って英語で何て言う?


休日ふらっと立ち寄ったパブで、サッカー放映が始まりました。試合の日にサポーターがチームのユニフォームを着て集まってくる、というパブもいくつかありますが、その店は特にそういうこともなく、みんな放映しているからなんとなく見ているという様子でした。

それでもTVのスクリーンの正面で食い入るように見ているおじさんが一人だけいました。

おじさんの贔屓チームがなかなか点を入れられず、だんだんイライラしてきたようで、後半はずっとこう叫んでいました。

○△×□!get stuck in!

「○△×□!」はおそらく選手の名前だと思います。ここは誰を応援しているのか聞き取れませんでした。stuckは「詰まる」という意味なので、きっとマイナスの意味のことを言っているのかな、と思いました。しかし調べてみると。

get stuck in=一生懸命何かをする

という意味で、「○△×□!気合い入れろ!」「○△×□!頑張れー!」というような応援のフレーズになるのだそうです。

サッカー以外の場所でも使われ、ケンブリッジの辞書ではこのように例文が説明されています。

You really got stuck into your food, you must have been hungry.
(すごい勢いで食べてたね、お腹空いてたんだね)

前置詞はin /intoの両方使えるそうです。

結局おじさんご贔屓のチームはDFのミスから得点を許し敗れました。ミスを目撃した瞬間おじさんはこう絶叫しました。

What a howler!

howler(ハウラー)、これもあとで調べたら「明らかなミス」「酷すぎるミス」という意味で、おじさんはこの時「おい、何やってんだよー!」と絶望を表現していたようです。決定的なミスの時に使われるとのことです。

サッカーの応援英語はかなり独特で、バリエーションも豊か。

今年からプレミアリーグ・リヴァプールFCには南野拓実選手も加入しましたし、いつか観に行って

Minamino get stuck in!

と叫んでみたいと思っています。

MOMOKO YASUI
ロンドン在住編集・ライター。1983年生まれ。男性ライフスタイル誌、美術誌、映画誌で計13年の編集職を経て2018年渡英。英語のプレスリリースを読むのに膨大な時間がかかって現在、仕事が非効率。  


Illustration=Norio


>>シリーズ【35歳・英語力ゼロの私がロンドンに移住したら】

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