癒やしの沖縄スパリゾートBEST3

沖縄は大いなる自然のゆりかごとだ。森には植物が生い茂り、年中、南国の花が咲く。サンゴ礁が鮮やかな海は青々と、風は止むことなく、まろやかな潮の香りを運んでくる。都心からたった2時間半で、時の流れすら変えてくれる場所。だからこそ、沖縄のスパは、身体の奥底に染み入る。日々、戦い続ける男たちのためのオキナワン・エスケープ。

唯一無二の安らぎをもたらす琉球文化ともてなしの哲学
The Ritz-Carlton, Okinawa

戦略的なショットが要求される喜瀬ゴルフカントリークラブを眼下に、名護の海を望む。

沖縄一美しいといわれる名護の海を見下ろす高台にザ・リッツ・カールトン沖縄がある。風雨に晒(さら)された石灰岩の巨壁は周囲の濃厚な緑に溶け込み、漂う静けさに時が止まったようだ。インテリアデザインは琉球王朝の「城(GUSUKU)」をテーマに掲げ、ロビーやラウンジなどのパブリックスペースに水を巡らす。リッツ・カールトンの哲学によるもてなしの態勢もまた鉄壁で、客室やレストランサービスには風格があり、快適そのもの。

肝心のスパは敷地の最深部。森の茂みに隠された離れになっている。この聖域で施される至福は、英国発エスパのオリジナルトリートメント。ミネラルが豊富な海塩の「ぬちまーす」や抗菌・保湿作用のある月桃のオイルなど、沖縄ならではの自然素材も使われている。

ここは琉球王の城。ゲストとしてではなく主として、贅と癒やしを享受してほしい。


潮風と自然の恵みを満喫する健やかなロングステイT
HE UZA TERRACE BEACH CLUB VILLAS

 今年3月にオープンした、ジ・ウザテラス ビーチクラブヴィラズ。中庭のプールを挟んでベッド&バスルームとリビング、キッチンを配した独立型のヴィラが早くも話題だ。フランスのコスメブランド「タルゴ」の海洋療法に着目したスパも評判がいい。タラソテラピーとアロマテラピーの合わせ技で、脂性(あぶらしょう)肌の保湿にも効果的とか。

そして、一番の魅力は何といっても、食。自家農園で栽培された野菜や果物、近海でとれた魚など、使われる食材はフレッシュ。沖縄に根づく医食同源の食文化を実感しながら、日に日に身体が元気になっていく。

目の前は砂浜と遠浅の海。潮風で心も洗ってしまおう。

ジ・ウザテラス ビーチクラブヴィラズ
TEL:098-921-6111
住所:沖縄県中頭郡読谷村宇座630-1
URL:http://terrace.co.jp
備考:[部屋数]全48室 [料金]クラブプールヴィラ 1ベッドルーム¥129,600~(2名1室料金/サ込)


海を望む絶景露天風呂を独占! 和モダンな隠れ家リトリート
HYAKUNA GARAN

南城(なんじょう)は神話の地。琉球王国の聖地・斎場御嶽(せーふぁうたき)があり、東沖には神が舞い降りた久高島(くだかじま)が浮かぶ。その地のパワーを秘めたリゾートが百名伽藍(ひゃくながらん)。外界と隔絶するようにひっそりと建つ。中庭には老齢なガジュマルの巨木が3本。ここの守り樹だ。

中庭に堂々と鎮座するガジュマル。周りを囲むように建物を配した自然との一体感が見事。

『ガラン スパ スイート』もどことなく神秘的。オイルは月の満ち欠けに合わせて調合。独自のマッサージテクニックで、新月にはデトックス、満月にはエナジーチャージする。このトリートメントは、屋上の『方丈庵』でも愉しめる。和室に露天風呂を備えたテラスつきの庵が6つ。しかも、客室とは別に、滞在中は無料で自由に使える。独占するか、お忍びに使うか、とても悩ましい。

百名伽藍
TEL:098-949-1011
住所:沖縄県南城市玉城字百名山下原1299-1
料金:[部屋数]全17室 [料金]デラックス エグゼクティブスイート¥50,000、特別室¥75,000(2名1室2食つき1名分の料金/すべて税別・サービス料なし)
URL:http://hyakunagaran.com


Text=飯嶌寿子 Photograph=種田宏之

*本記事の内容は16年5月取材のものに基づきます。料金・価格は基本、すべて消費税込・サービス料別で表記。