由緒正しき禅寺の中にバーがあるって?【京都の秘密スポット】

300年以上の歴史を誇る由緒ある禅寺には、精進料理をいただける食事処のほかに、幻想的な雰囲気のバーがあった――。


幻想的な禅寺で味わう華やかな普茶料理とお酒

普茶料理は、江戸初期、黄檗宗(おうばくしゅう)とともに日本に伝わった精進料理のひとつ。法要や会合の際に客人をもてなすためにつくられ、大皿から取り分けて食べるのが特徴だ。

本堂までのアプローチはライトアップされて美しい。

1671年開山の禅寺「閑臥庵」では、金箔を貼った襖やブラックシャンデリアなどモダンなインテリアの個室で、この普茶料理を正統な流れで味わえる。料理は煮合わせや揚げ物など約10種。

「会席料理を基にした料理をおだしします。五味五色五法を取り入れ、彩りや盛りつけも華やかです。季節の野菜のほか、赤こんにゃくの鮪、豆腐の鰻かば焼きなど、もどき料理も楽しんでください」と料理長の山中章弘さん。

食前や食後には、幻想的な庭の見える「茶露夢(サロン)」で、カクテルや日本ウイスキーを。

Kanga-an
住所:京都市北区烏丸通鞍馬口東入ル278
TEL:075ー256ー2480
営業時間:12:00~15:00(13:00最終入店)、17:00~21:00(19:00最終入店)
休み:年末年始 ※要予約
http://www.kangaan.jp/kyofutya.html


Text=中井シノブ Photograph=伊藤 真