素材がポイント! 秋冬トレンドのチェック柄で失敗しない方法【MB】

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おしゃれを気取るなら今年の秋冬はチェック柄がマスト

無地のシンプルウェアトレンドが過ぎ去り、猛烈なチェック旋風が吹き荒れるファッショントレンドの世界。メンズレディース問わず、チェック柄が注目され続けます。

しかしながらチェック柄は存外にアイテム選びが難しい。何よりチェック柄は子供っぽく見えてしまうものです。明るめのチェックを選ぶと「チェッカーズかよ」と誰からともなくツッコミが入るし、何より子供っぽい印象が強くなってしまう。しかしだからといって暗めのチェック柄を選ぶと遠目に無地に近いので新鮮さはちょっとだけ足りない。そこでファッション中級者以上はぜひ「上質素材の明るいチェック柄」を選んでみてください。

そもそも柄物やデザインものは「安っぽく」見える宿命にあります。デザインは詰め込めば詰め込むほど、柄は目立てば目立つほど、どうしても安っぽく見える。これは高級品の象徴であるスーツは「黒無地」が基本であることから、その反対である柄や色を使ったカジュアル服は対比的に安っぽく感じてしまうことが主な理由です。しかし「どんな柄物もどんなデザインも必ず安っぽくなるのか?」と言われると意外とそうではありません。

例えば海外のハイブランドのデザインなど……例えばグッチやプラダなどふんだんに遊んだデザインを詰め込んで、柄もきらびやかに使っているのに「安っぽく」感じませんよね、あれはなぜか?

その理由は「素材のチョイス」にあるのです。柄やデザインで遊べば遊ぶほど安っぽく子供っぽい印象が生まれる。だからこそハイブランドはそれを「素材」で補完しているのです。柄やデザインで遊んでも安っぽく見えないように、上質な風合いを持つ素材を使って完成度を高めているというわけ。つまりデザインが目立つ柄で遊ぶなら「素材の上質さ」がセットでなければある程度成立しないのです。量販店などで見かける柄づくしの洋服が際立って安っぽく見えるのは「素材も粗悪」だからですね。

そこでおすすめしたいのがMARKAWARE(マーカウェア)、中目黒のブランドです。ウール100%の素材で作ったシャツとスラックス。かなり目立つ明るめのチェック柄ですがオーガニックウールを使った上質素材でツヤ感があり安っぽくも子供っぽくも見えません。セットアップとして使っても勿論良いのですが上下チェックというのもなかなか難しい。おすすめは黒の地味なニットなどにチェックパンツを合わせたり、また黒の地味なスラックスにチェックシャツを合わせたりする着こなし。いつも通りのアイテムに合わせるだけでこの手のチェック柄は映えてくれ、新鮮な印象を作ってくれるでしょう。

このブランドはトレーサビリティと言って、縫製している工場、素材の原産地、素材メーカーなどの社名や国名を表記しています。それだけ素材に自信があるということ、「中国製の生地を日本で縫って"メイド・イン・ジャパン"と表記する」ような真似はしません。柄やデザインで遊ぶならこうした素材の下支えが見られるブランドを選ぶのがよいでしょう。

またこうしたチェック柄が苦手な人は巻物で表現するのもアリです。例えばこんなストール、京都のRAINMAKER(レインメーカー)というブランドのもの。いつも通りの無地のシンプルスタイルに柄を使ったストールを巻くことで今年らしい印象が獲得できます。巻物も同じように上質素材を是非意識してみてください。巻物は顔まわりの目立つ位置に来るものです。目立つ位置にカシミヤやウールなどの高級素材があると一気に印象は高見えします。

GUの3000円のアウターでも首元にカシミアの輝きがあるだけでグッと洗練されるもの。この辺レディースでは当たり前ですね。目立つ体の先端部分に例えばネックレスやブレスレットなど高級小物をプラスしてユニクロのTシャツもブランド品のように見せるワザ。メンズではこうした「一点豪華」を目立たないジーンズなどで表現してしまったりするのでいかにリテラシーが欠けているかわかります。お金をかけるなら首元に。さらにチェック柄をいれれば高級感だけでなく今年らしいトレンド感もプラスされるのでおすすめですよ。

今年は柄物の一大ムーブメント。ただしなんでもいいから柄物、というわけじゃなくぜひ安っぽく見えないように「上質素材」というところに着目してアイテム選びをしてみてください。

MB
ファッションバイヤー/ファッションアドバイザー/ファッションブロガー/作家。誰もが理解できる「オシャレの教科書」KnowerMagを運営。ブログ「最も早くオシャレになる方法KnowerMag」を運営。発行する有料メルマガは個人配信者としては日本一の規模を誇る(配信メディアまぐまぐにて)。書籍『最速でおしゃれに見せる方法』、漫画『服を着るならこんなふうに』など多数。関連書籍累計100万部突破。



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