今冬買い足す最終防寒アイテム最終便③

冬本番の今の時季こそ、新たにワードローブへ加えたいアイテムがある。ひとつは手持ちアイテムと組み合わせることで、スタイルの鮮度が高まるもの。そして、もうひとつは即戦力だけでなく、春先まで着こなせる応用力を備えているものだ。来季をも見据えた賢い買い足し術で、快適で洒脱な冬装束を完成させてほしい。

TIGRE BROCANTE

左:TIGRE BROCANTE、中:LORO PIANA、右:MONCLER

福岡発のカジュアルブランドが提案するムートンベストは、米国コロラド州デンバーの職人が裁断から縫製まで手がけるハンドメイド。軽量でやわらかく、保温性に優れるアイスランド産の最上質ムートンを用い、米国製のシルバーコンチョボタンを採用するなど、細部までこだわった作りになっている。シンプルゆえレイヤードがしやすく、高めのスタンドカラーなど保温性も申し分ない。¥140,000(ティグル ブロカンテ TEL:092-761-7666)

LORO PIANA

柔軟な極上ムートンを厳選し、羊毛を刈り込むことで軽量性を追求。さらにスエード仕立てにすることで、羽根のように軽く暖かな着心地を味わえるムートンベスト。無駄のない端正なデザインは合わせるスタイルを選ばず、冬場はインナーに、春先はアウターとして活躍。シックなブラウンのスエード面は、ベルベットのごとき肌触りと繊細な美しさを湛える。¥508,000(ロロ・ピアーナ/ロロ・ピアーナ銀座並木通り本店 TEL:03-3572-0303)

MONCLER

冬場はレイヤードの要として、春先にはアウターとして活躍するロングシーズンアイテムが、ムートン素材のベストだ。モンクレールの「ブライス」は前身頃に上質なメリノムートン、後ろ身頃には高密度ナイロンのダウンキルティングを採用。スタンドカラーにもナイロンダウンが採用されており、オールブラックのカラーも相まってスポーティーかつ都会的な印象に仕上がった。¥353,000(モンクレール/モンクレール ジャパン TEL:03-3486-2110)

ムートンライダース

GIORGIO ARMANI

ここ数シーズンで久々にトレンドとして浮上しているライダーズブルゾン。ジョルジオ アルマーニはネイビーとブラウンの2色のムートンをモザイク画のようにパッチワークし、芸術的な1着に仕上げた。羊毛を丁寧に刈り込むことで、まるでベルベットのような肌触りと柔軟性が味わえる極上のムートン素材は、表情もシックで上品であり、ハードになりすぎず大人らしく着こなせる。またムートンのボリュームも抑えられているので、冬だけでなく春まで軽やかに羽織れるのもポイントだ。¥620,000(ジョルジオ アルマーニ/ジョルジオ アルマーニ ジャパン TEL:03-6274-7070)

ベルベットアイテム

GIORGIO ARMANI

装いを上品に引き立て、レイヤードしやすく防寒アイテムとしても重宝するベルベットベスト。アルマーニの新作はラペルつきのダブルブレストゆえ、よりドレッシーでシックな華やかさを添えてくれる。ストレッチ素材混紡なので、重ね着しても快適だ。¥175,000(ジョルジオ アルマーニ/ジョルジオ アルマーニ ジャパン TEL:03-6274-7070)

BRILLA PER IL GUSTO

トレンド素材であるベルベットの魅力は、ドレスからカジュアル、フォーマルまで多彩な装いにコーディネイトできる点。パーティーなどに欠かせないベルベット製のボウタイも、やや大きめなブリッラ ペル イル グストの定番モデルはカジュアルにも合わせやすいはずだ。各¥6,000(ブリッラ ペル イル グスト/ビームスF TEL:03-3470-3946)

HUGO

ここ数シーズンでトレンドアイテムに返り咲いたMA-1タイプのブルゾン。ヒューゴの新作はシックなワインレッドのベルベット素材と、ブラックのニットリブを採用。オーバーサイズシルエットなのでリラックスした雰囲気で着こなせ、軽量ゆえロングシーズンで着回しやすい。¥50,000(ヒューゴ/ヒューゴ ボス ジャパン TEL:03-5774-7670)


Direction=島田 明 Text=竹石安宏(シティライツ) Photograph=前田 晃[人物]、隈田一郎[静物] Styling=久保コウヘイ Hair & Make-up=MASAYUKI (The VOICE)

*本記事の内容は17年12月取材のものに基づきます。価格、商品の有無などは時期により異なりますので予めご了承下さい。 14年4月以降の記事では原則、税抜き価格を掲載しています。(14年3月以前は原則、税込み価格)