かっこいいを軽く超える!? 「男前」になりたい。


男っぷりのよさを褒める言葉は多々あれど、その最高位の表現が「男前」ではなかろうか。「男前」。そのなかの「前」という表現は、歌舞伎の世界での“動き”を意味し、男形は動いている姿の美しさが評価の大きな基準だったため、優れた役者を「男前」と称したそうだ。

“静”ではなく、“動”のなかにこそ美しさを見いだす。そして動き続けることで、その美しさは“型”となり、“像”となり、ついには“生き様”となる。それは“仕事が楽しければ人生も愉しい”をコンセプトに掲げて創刊したGOETHEと、その読者たちの悶絶格闘の日々、休むことなく走り続けた者にこそ見えてくる到達点=“生き様”と、見事にシンクロするように思えるのだ。

今回のファッション特集は、この「男前」にフォーカスを当て、男の内面と外面、双方を鍛えることの大切さを今一度、考えてみた。努力は裏切らない。そして、その努力はカタチ=「男前」となって表れるのだ。