【経営者の筋肉投資】ベンチャーバンク佐伯信行「挑戦するパワーが次から次へと湧いてくる」

なぜ第一線で戦う者ほど、過酷なトレーニングを自らに課すのか。それは、トレーニングはもはや仕事の一部と化しているからだ。多忙な日常のなか、時間を確保しトレーニングという地獄の苦しみを乗り超えることで、仕事でのどんな逆境にも耐えうる精神が身につく。常に試練を己に課すからこそ、困難な仕事も達成できるのだ。本特集では、日々、限界に挑戦し続ける11名の猛者が登場。彼らの努力の結晶、筋肉に投資するその生きざまを、とくとご覧あれ!

最先端のジムでフィジカル強化

フィットネス大国アメリカ。ニューヨークのブルックリン発「PLAYGROUND」や暗闇エクササイズの先駆け、「フィールサイクル」など、時代の最先端を行く数々のフィットネス施設を展開しているベンチャーバンク。その社長である佐伯信行氏も、ストイックなまでに身体を鍛えている。

「社長就任後、当社が運営するエヴォルヴに通い2年で11キロ落としました。電気刺激によって直接筋肉を動かすEMSボディスーツを着用して運動することにより、1回20分で最大700キロカロリーも消費できるんです。負荷が強いので20分でもクタクタ。今でも週に2回、汗を流しています」

約20種類のさまざまな器具のなかで最もきついロープワークで汗を流す。

そんなキツい筋トレを、長年継続しているモチベーションは何なのだろうか。

「まず“人々の健康寿命の延伸”をミッションとして掲げる企業の代表がメタボだなんて許されませんよね。人々の健康を願うのであれば、自らそれを生き方として体現する必要があると考えます」

佐伯氏が筋トレによって手に入れたのは体重減やシャープな肉体だけではない。

「トレーニングは、メンタルのコンディショニングでもあるんです。危機的状況下でのストレスへの耐性や、心身の疲労回復も高まると思います」

目標は体脂肪率10%。絞りすぎず、バランスのよい肉体が理想。

さらに仕事面でも数多くの恩恵があった。

「集中力が増すことで、タスク処理の効率がよくなったりと生産性も上がりました。さらに、多くの経営者をエヴォルヴに招いて体験してもらったところ気に入って、知り合いの経営者に紹介してくれたり。それによって異業種の人脈も広まり、ビジネスにつながることもよくありますね。メンタル、フィジカルの両面が強化されたことにより、いろんなことに積極的に挑戦できるようにもなりました」

トレーニングという自己投資によって人間的に成長し、仕事も人生もより充実する。佐伯氏の均整の取れた引き締まった肉体がそう語っていた。

PLAYGROUND 初台店
住所:東京都新宿区西新宿3-20-2 東京オペラシティB1
TEL:03-5309-2305
営業時間:7:00~23:00(土曜・日曜・祝日 8:30~18:30)
休業日:金曜
料金:入会金 ¥10,000、月額30回通えるマンスリー30プラン ¥14,800
https://l-playground.jp/

エヴォルヴ新宿
住所:東京都新宿区新宿3-29-1 ビックロB4F
TEL:03-5315-4851
営業時間:10:00~22:00(土曜・日曜・祝日 10:00~19:30)
休業日:金曜
料金:入会金 ¥30,000、月4回プラン ¥19,800~
HP: https://evolv-ems.com/

Nobuyuki Saeki
ベンチャーバンク代表取締役社長 兼 CEO 兼 CHO。1970年生まれ。東証1部上場企業の取締役時代に事業再生や新規事業開発に従事。その後人事領域へ。2016年より現職。

Text=山下久猛 Photograph=吉場正和