オーガニックブームの火付け役「ニールズヤード レメディーズ」 〜美意識過剰!vol.12

現代の男の外見に必要なもの、それは外見より清潔感。美を学び、美意識を磨くことで仕事の可能性は格段に広がるはずだ。男性美容家の藤村 岳さんが、コスメブランドの神髄を伝授。すべての美は成功につながる!  

英国らしいウィットに富んだオーガニックコスメ

創業は1981年という中堅。とはいえオーガニックブームの牽引役としても知られ、美容業界での地位は盤石だ。その立役者はもちろん、創業者であるロミー・フレイザー女史。だが、日本に紹介し、大きく発展させた梶原建二氏の功績も実は大きい。

今回は、崇高な理念と高い品質、何よりもビジネスとして成功を遂げ、今なお快進撃を続けるコスメブランド、ニールズヤード レメディーズを解明していく。

輸入商社を起業した梶原氏は、万年筆のラミーや初期のダイソンなどを日本に持ちこむなど、大手が扱わない、デザイン性の高いアイテムを見つけるのが得意だ。そんな氏がイギリスで出合ったのが、ニールズヤード レメディーズ。今でこそオーガニックはトレンドだが、約30年も前にその可能性に気づいた氏の眼力に敬服する。

欧州では、ささいな体調不良などの未病段階には、ハーブなどを用いた古くからの自然療法を活用するのが一般的だ。そのため、街には薬用植物のアポセカリーがいたるところに存在する。そんな土壌でオーガニックコスメが支持されるのは当然だが、今のように日本で発展、そして定着させたのは氏の功績と言っていいだろう。

さて、男性にもお薦めなアイテムは、雰囲気も人気も兼ね備えるフランキンセンスシリーズ。その美容液は、常熱体質な男の肌によりいっそうエネルギーを注ぎこむ。また、手軽に使えるロールオンタイプのアロマオイルは、神経が高ぶるビジネスパーソンにリラックス効果をもたらす。さらにゴルフやリゾートで不可欠な日焼け止めもいい。

オーガニックはややもすると、原理主義に陥りがち。快適な生活を求めているのに自身を枠組みの中に縛ってしまうことさえある。しかし、ニールズヤードレメディーズは高い品質と理念を維持しつつも、チャーミングな顔を持つ。

例えば、フランスでは劇薬を入れる象徴として使用されるブルーの遮光瓶。それを敢えてコスメボトルに採用するなど、何とも英国らしくウィットに富んでいる。その緩急のつけ方の絶妙さこそ、愛され続ける理由かもしれない。

右:肌に優しい高機能な日焼け止めクリーム。ナチュラルUVプロテクション[40ml]¥3,500 中:寝る前の新習慣に! アロマパルス ナイトタイム[9ml]¥1,800 左:枯れ肌にハリをチャージ。フランキンセンス インテンス コンセントレイト[30 ml]¥14,000

問い合わせ
ニールズヤード レメディーズ TEL0120-554-565 

Text=藤村 岳 Photograph=杉田裕一[POLYVALENT]