【発毛メソッド公開】皮膚科の権威が太鼓判! ミノキシジルが薄毛を救う!!

鏡や写真を見て、「アレ!?」と思ったことがないだろうか。髪の量が減った、細くなった、地肌が見えてきた……。しかし、年齢のせいと諦める必要はない。美容皮膚科学の第一人者として知られる東京女子医科大学の川島眞名誉教授に、とっておきの発毛法を教わった。「川島式発毛メソッド」、ここに公開!


ミノキシジルは空腹時、湿った頭皮に塗るのが効果的

昔から、ガンと薄毛の特効薬ができればノーベル賞ものといわれてきた。医療技術が驚異的に進化を遂げている現在、ガンは早期発見できれば、それほど恐れる病ではなくなりつつある。では、男性にとって深刻な薄毛治療の"現在地点"は、どのような状況なのだろうか?

「残念ながら特効薬と呼べるものはまだ開発されていません。遺伝的素因や男性ホルモンの影響などによることはわかっているのですが、その他にもさまざまな要因が関連していますので、そのメカニズムのすべては解明されていないのです」

そう語るのは、美容皮膚科学の第一人者として知られる東京女子医科大学の川島眞名誉教授。やはりダメか……と落ちこむのはまだ早い。「しかしながら」と川島先生が続ける。

「かなり高い確率で発毛を促す外用薬はあります。もともと高血圧の経口薬として使われていたミノキシジルは、その副作用として多毛になることがわかり、1980年代から育毛剤として注目されてきました。現在では発毛外用薬としての効果が証明され、世界90ヵ国以上で承認を受けています。市販品になっていることからもわかるように副作用が少ない、安全性の高い成分なのです」

頭皮が畑、毛髪が植物とするならば、このミノキシジルは、髪を育てる"肥料"のようなもの。

「小さくなった毛包(毛穴)を成長させ、新しい毛が生えてくるのを促進。さらに成長する手助けもします。毛包が完全に死んでしまっていなければ、発毛効果が期待できます」

もちろんやみくもに頭皮に塗れば、効果があるというものでもない。そこでミノキシジルの効果を高める「川島式発毛メソッド」を紹介してもらった。

「研究の結果わかったのは、ミノキシジルは、湿り気のある頭皮で、しかも空腹時に高い効果を発揮するということ。だからお薦めはシャワーを浴びて、髪の毛が湿った状態の時に。また、食事をする前に塗るのがいいと思います」

さらにこの時に使うシャンプーもポイント。

「ミノキシジルが効果を発揮するには硫酸転移酵素という成分が必要。この酵素を活性化させるのに有効なのがカッコンエキスなどの植物エキスです。市販のシャンプーでも、この成分が入っているものがあります。〝合わせ技〞でミノキシジルの効果を高めることができるのです」

そして仕上げは、マッサージ。肥料をちゃんと浸透させなければならない。

「塗布したあとの頭皮マッサージで毛穴を刺激してください。叩くより、指で押すイメージ。もみこむようなマッサージを心がけてください」

種をまき、肥料を与えただけで植物が育つわけではない。ほったらかしにせずきちんと手間ひまをかければ、植物同様、髪もすくすく育ってくれる。

「髪を健康にしてくれるシスチン、アルギニン、トレオニンなどのアミノ酸や、髪の数を増やし太くする効果があるノコギリヤシなどを摂取するといいでしょう。これらのサプリメントは、ドラッグストアなどでも簡単に手に入ります」

当然、毛髪以外の健康面にも留意しなければならないと川島先生。そもそも肉体が健康でなければ、どれだけ髪の毛が生えても意味がないではないか。

「臓器が健康であれば、毛髪も健康になる。コーヒーやお茶などのカフェインは適度に飲めば髪にいい影響を与えることがわかっていますが、過度の飲酒や喫煙はNG。ウォーキングやランニングなど日常的に身体を動かすのも大事。激しい運動も大丈夫。髪の毛に関しては、運動強度はあまり関係ありません」

髪を取り戻したい! と思うとかなり大変な気がするが、ひとつひとつは意外に簡単なことばかり。これであのころの髪を取り戻せるなら……ミノキシジルと「川島式発毛メソッド」を試してみない手はないだろう。

川島式発毛メソッド
1.空腹時にミノキシジルを塗りましょう
2.積極的に運動しましょう
3.塩分の摂りすぎに注意し高血圧に気をつけましょう
4.シスチンを含んだたんぱく質を摂りましょう
5.コーヒーやお茶は適度に摂りましょう
6.ノコギリヤシサプリを摂りましょう
7.お酒と煙草はできるだけ控えましょう
8.ミノキシジルの効果を高めるシャンプーを使いましょう
9.髪を乾かす前にミノキシジルを塗りましょう
10.ミノキシジルを塗った後はマッサージをしましょう

川島式発毛メソッドの詳細
http://www.fml.jp/kawashimashiki_hatumoumethod/


ミノキシジルとは?
毛包に直接作用し、細胞の増殖やタンパク質の合成を促進する。もともとは高血圧症治療の内服薬の成分として使用されていたが、服用者が多毛になることが発見され、改めて発毛剤の成分として開発が進められた。現在、世界90ヵ国以上で承認されている。発毛の効果は、ミノキシジルの塗布を開始してから4 ~ 6 ヵ月後に表れることが多い。根気強く、継続的に塗布すれば発毛に期待できる。

Makoto Kawashima
医療法人社団ウェルエイジング・医療法人翠奏会・医療法人リアルエイジ静哉会 総院長 東京女子医科大学名誉教授 東京女子医科大学皮膚科前教授・講座主任 東京薬科大学 客員教授 1978年東京大学医学部医学科卒業。パリ市パスツール研究所への留学などを経て、2018年より現職。『化粧品を正しく使えばあなたはもっとキレイになる。』(幻冬舎刊)など著書多数。


Text=川上康介 Photograph=星 武志