男性コスメの歴史をつくった「ラボ シリーズ」  ~美意識過剰! vol.1

現代の男の外見に必要なもの、それは外見より清潔感。美を学び、美意識を磨くことで仕事の可能性は格段に広がるはずだ。男性美容家の藤村 岳さんが、コスメブランドの神髄を伝授。すべての美は成功につながる!

変わらぬ原点と止まらぬ進化

男性1964年に誕生した世界初のメンズ グルーミング ブランド「アラミス」が、ʼ87年に男の肌に特化して開発した「ラボ シリーズ」。日本ではʼ70年に三越日本橋店に第一号店がオープンし、特に香水で有名に。そのダンディズムを体現した香りは今も昔も男の憧れだ。

ブランド誕生のきっかけは美容界の女王の異名を持つエスティ・ローダー女史が夫・ジョセフの頬が赤く荒れていることに気づき、女性用のクリームを勧めたところ、その使用を断られてしまったことから始まる。きっと男性特有の矜持がためらわせたのであろう。そこで、男性だけに着目した化粧品の開発に乗りだした。

金字塔的なアイテムは2001年に登場した「エイジ レスキュー」(現エイジ R+)。潤いと栄養補給を同時にかなえる美容乳液という画期的なもので、当時から現在にいたるまでロング & ベストセラーとなっている。また、ʼ06年には日本等からのリクエストに応えて化粧水「ウオーター ローション」(現 ウオーター ローション RE)が発売され、洗顔・化粧水・エイジングケアという今では当たり前となった3 ステップを確立した。それに留まらず、ʼ10年には「マックス LS」シリーズがお目見え。長寿遺伝子研究に着目して開発した本格的なエイジングケアラインの投入により、老いの問題とも向き合った。

そしてʼ17年には30周年を記念し、さらにラグジュアリーなライン「マックス LS マクセレンス」が伊勢丹新宿店メンズ館で発売された。これは隕石抽出物や宇宙開発により考案された技術が結集した逸品。肌に欠かせないミネラルを豊富に含有する宇宙時代のコスメで、新たな歴史の幕開けとなっている。

男性コスメの歴史は「ラボ シリーズ」の流れそのもの。時代を先読みし、男性に必要なアイテムを提供するさまは創業当時と何ら変わらない。まさに夫をいたわるような愛溢れる先導者だ。

左:アジア発が誇らしい男性用化粧水。 ウオーターローション RE[200ml]¥3,800 中:最新作のコンセプトは宇宙 ! マック ス LS マクセレンス デュアル コンセン トレート[50ml]¥45,000 右:同ブラン ドの代表的アイテム。エイジ R+[50ml]¥6,900 右下:本格的なエイジングケアク リームもヒット中。マックス LS V ク リーム[50ml]¥12,500

問い合わせ
ラボ シ リーズ TEL:03・5251・3541

Text=藤村 岳 Photograph=杉田裕一[POLYVALENT]