ビジネスパーソンのためのヨガ講座①強い体幹を手に入れる2ポーズ

呼吸に合わせ、さまざまなアサナ(ポーズ)をとるヨガ。リラックスや柔軟性の向上などの効果はよく知られるところだが、ヨガには体幹強化や睡眠の質を高める効果もある。つまり、長時間のハードワークに励み、趣味のスポーツにも手を抜かないビジネスパーソンにこそ取り組んでほしいものなのだ。この連載では、ラグビー選手、プロ野球選手、格闘家といったアスリートにもヨガのレッスンを行うヨガインストラクターの浅野佑介氏に、目的別にポーズを紹介してもらう。


趣味のスポーツでの競技力向上も 

今回紹介するのは、強い体幹を手に入れるための2つのポーズ。“ツイストランジ”と“捻った三角のポーズ”だ。日常動作ではあまり行わない捻りの動作を積極的に取り入れることで、腹横筋、腹斜筋、脊柱起立筋といった筋肉が鍛えられ、スポーツでの競技力向上も見込める。野球やテニス、ゴルフなどのスイング、格闘技のキックの動作などをイメージすると、体幹を安定させつつ、体を捻る動作が必要なのがわかるのではないだろうか。

「定期的にヨガに取り組み、今回紹介するポーズを行うようになったアスリートの方からも、体幹が強くなった、体を捻る動作が上手くなったという声を頂いています」と浅野さん。

ツイストランジ

①立位の姿勢から、両足のわきに両手の指先をつく。左足を大きく後方に引いて左膝を床に。

②右足の踵が右膝の真下にくるようにする。右膝の外側に左肘をかけて、右手を上から重ね合せる。

③両手で押し合いながら、顔を上に向け、上体をさらに捻る。姿勢が安定したら、ゆっくりと3回呼吸をする。反対側も同様に行う。

腹斜筋、腹横筋などの体幹部や、臀部、大腿部のトレーニングになると同時に、背骨を整えることにもつながるポーズだ。

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捻った三日月のポーズ

①立位の姿勢から、右足を前に出し両足を前後に大きく開く。左足の爪先は外側に向け、両足の踵はしっかりと床につける。両手は腰に。

②股関節から上体を倒して、左手の指先を右足の外側につく。きつければ、足の前後幅、左右幅を調整してよい。

③上体を捻りながら、右手を上に。胸を開いて、視線は指先に。姿勢が安定したら、ゆっくりと3回呼吸をする。反対側も同様に行う。

体幹のトレーニングだけでなく、ハムストリングスの柔軟性向上や背骨を整えることにもつながるポーズ。

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目標は週に2〜3回。定期的に続けることで、体幹強化や捻り動作の動きの向上を実感できるはず。


Yusuke Asano
サーフィンでのケガをきっかけにヨガと出会い、指導者の道へ。フィットネスクラブでのインストラクター経験もあり、体幹力アップを意識したクラスも得意としている。HALEO代官山スタジオのヨガクラスを監修し、自らもレッスンを受け持っている。著書に『DVD付き 心と身体が生まれ変わる 男のヨガ』(ナツメ出版)などがある。  


Text=神津文人 Photograph=吉田タカユキ