左右のバランスを整えるポーズでゴルフのスコアもアップ!【ビジネスパーソンのためのヨガ講座⑤】

呼吸に合わせ、さまざまなアサナ(ポーズ)をとるヨガ。リラックスや柔軟性の向上などの効果はよく知られるところだが、ヨガには体幹強化や睡眠の質を高める効果もある。つまり、長時間のハードワークに励み、趣味のスポーツにも手を抜かないビジネスパーソンにこそ取り組んでほしいものなのだ。この連載では、ラグビー選手、プロ野球選手、格闘家といったアスリートにもヨガのレッスンを行うヨガインストラクターの浅野佑介氏に、目的別にポーズを紹介してもらう。

ケガの予防、競技力アップのために 

全5回の連載は今回で最終回。最後に紹介するのは、体の左右バランスを整えるためのポーズ。そもそも人の体は完全に左右対称であるわけではなく、利き手、利き足があるゆえ、普通に生活しているだけでも左右のバランスは崩れていく。日常的に表面化していなくとも、バランスの崩れが酷くなれば、ある日突然、肩こりや腰痛、頭痛などが表れることが多々ある。塵も積もれば山とならぬよう、日々体のバランスを整えておきたい。

ゴルフや野球など左右非対称の動きが多いスポーツに取り組んでいたり、サッカーやバスケットボールでもボールを扱う足や手が偏っている場合は、左右のバランスが崩れやすい。

浅野さん曰く「スポーツをアグレッシブに楽しんでいる方は左右のバランスが崩れやすいかと思います。ケガの予防、競技力アップのためにも大きな歪みにならないよう、日々整えておくことが大切です」とのこと。

①木のポーズ→②サイドプランク→③サイドプランクバリエーション

①背すじを伸ばして直立。右手で右足首をつかんで持ち上げ、右足の裏を左脚の太もも内側にあてる。ふらつくようであれば、右足裏の位置を脛まで下げてもよい。一度胸の前で両手を合わせ、軸が整ったら両腕を伸ばして、手を頭上に。ポーズが安定したら、ゆっくりと3回呼吸し、次のポーズへ。

②両手両足を床についた姿勢から。左足の小指側の側面を床につけ、右脚を左脚の上に重ねる。右手を床から離して体を横向きに。胸を開いて、右手を上に。視線は右手の指先に向ける。腰が落ちないように注意。ポーズが安定したら、ゆっくりと3回呼吸し、次のポーズへ。

③サイドプランクの姿勢から。右手で右足首をつかんで、右足の裏を左脚の太ももの内側にあてる。胸を開いて、右手を上に。視線は右手の指先に向ける。腰が落ちないように注意。ポーズが安定したら、ゆっくりと3回呼吸する。

左右を入れ替えて、木のポーズからもう一度同じシークエンスを行う。苦手なサイドを長めにやってもよい。

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Yusuke Asano
サーフィンでのケガをきっかけにヨガと出会い、指導者の道へ。フィットネスクラブでのインストラクター経験もあり、体幹力アップを意識したクラスも得意としている。HALEO代官山スタジオのヨガクラスを監修し、自らもレッスンを受け持っている。著書に『DVD付き 心と身体が生まれ変わる 男のヨガ』(ナツメ出版)などがある。         

Text=神津文人 Photograph=吉田タカユキ